栄養学勉強記録②ナットウキナーゼ
疑問に思ったことを調べ尽くしまとめるコーナー。
今日の疑問は「ナットウキナーゼってなぜ身体に良いの?」
まずナットウキナーゼは納豆菌が作る酵素で、納豆菌とは別物。
血栓を溶かす作用があり、血液をサラサラにするといわれている。
というのを、栄養学の教科書でも読んだし、テレビでも紹介されている。
しかし調べていくと、興味深い情報を得た。
なんでも、確かにナットウキナーゼには血栓を溶かす作用があるけど、これは試験管内での実験の結果で、実際に人体で同様な結果が得られるかはわかっていないようなのだ。
経口では酵素は直接血液にいくわけではなく、胃や小腸などを経由するわけで、この間にナットウキナーゼは分解されてしまっている可能性もある。
これは実際に人体でも効果があると実証できた実験例があるのか、調べてみたいところだ。
ちなみに、納豆は熱するとナットウキナーゼの効果が減少する、熱々のご飯に乗せちゃダメ、というようなことを前にテレビで見たので調べてみたところ、納豆菌自体は熱にも強いが、ナットウキナーゼをはじめとする活性酵素は熱に弱いものが多いらしい。
そのため、高温・長時間の調理にはおすすめできないとのこと。
まぁこれも、ナットウキナーゼがちゃんと人体に作用してないと意味ないんだろうけどもね。